スマホ決済サービスを使い始めたきっかけは......?
昨年に政府が行った「キャッシュレス・消費者還元事業」や、事業者によるポイント還元施策などの効果により、国内のキャッシュレス決済市場は拡大傾向にある。オリコンは今回、「1か月に1回以上スマホ決済サービスを利用した人」という条件のもとで調査を行った。その調査結果の中から、興味深いものをいくつかピックアップしてご紹介したい。
まず、「スマホ決済サービスを使い始めた理由」という設問(複数回答あり)では、「ポイントがたまるから」「(支払いの際に)現金を出すのが面倒だから」という回答が多かった。「新型コロナウイルスの影響(非接触決済)」と答えた人は意外にも少なかったとのこと。
そして、前述の上位2項目に関する年代別のデータが面白い。若年層がポイントを目的としているのに対し、年齢層が高くなるほど利便性を重視する傾向にあるようだ。
「楽天ペイ」の人気は高い!気になる年代別の結果は?
続いて、「最もよく利用しているスマホ決済サービス」という設問に対する結果をご紹介しよう。15.2%という数字で全体1位に輝いたのは「楽天ペイ」。そして、「PayPay」「LINE Pay」が後に続く。ではどの年代でも「楽天ペイ」がトップかといえば、実はそうでもなかった。10・20代は「LINE Pay」、30・40代は「楽天ペイ」、50・60代以上は「PayPay」が最も多く、年代別にきれいに分かれる結果となっている。
オリコンは、同じ調査の結果を異なる形でまとめたリリースを9月1日に公開していた。スマホ決済サービスを利用中の方、もしくは関心がある方は、ぜひこちらのリリースもチェックしていただきたい。
PR TIMES
(文・早川あさひ)