研究の軸は「センサーによる検知・計測を活用した自動制御」
これまでTechableでもたびたび取り上げてきたTRUST SMITHは、AI・ロボティクス分野の最先端技術を用いたソリューション提供を行っている。今回の京都機械アルゴリズム研究所は、TRUST SMITHグループ傘下の研究機関として設立された。同研究所が研究の軸とするのは、センサーによる検知・計測を活用した自動制御。メカトロニクス分野を中心に、新たな技術の創出とその実用化を図っていくとのことだ。
ユニークな製品やシステムをご紹介
京都機械アルゴリズム研究所は、ユニークな製品やシステムをTRUST SMITHへ提供している。そのうちのいくつかをここでご紹介しよう。まずは、アームロボットの「ADAM SMITH」。このロボットの特徴は、センサーによって障害物を検知した上で衝突を回避できることだ。また、最先端の3次元オブジェクト認識技術を用いて目的物を分別し、ピックアップ作業まで行う。そのため、電子部品の分別や部品の溶接作業など、さまざまなシーンでの活躍が見込まれる。
続いて、かわいらしい見た目の「Kaghelo」は、自律走行タイプのロボットだ。こちらも先ほどの「ADAM SMITH」と同様に、障害物の回避機能を備えている。「Kaghelo」は荷物の運搬を行うことで、物流施設などにおける作業効率アップに貢献してくれるという。今後の普及に期待したい。
PR TIMES
(文・早川あさひ)