これまで展開してきたBeolitシリーズの最新作となる。バッテリー性能を高めて駆動時間を伸ばし、またワイヤレスでスマートフォンなどを充電する機能を加えた。
360度サウンド
Beolit 20はボックス状のデザインで、持ち運びしやすいようハンドルが付いている。部屋から部屋へ、あるいは屋外へと持ち出してBluetoothでリンクさせたスマホなどの音楽を楽しむという使い方を想定している。ボディの4面から音が流れるデザインで、つまり360度サウンドを楽しめる。内蔵するスピーカーは、1.5インチのフルレンジドライバー3基、5.5インチのロングストローク広帯域ウーファー1基、4インチのパッシブバスラジエイター2基から構成される。周波数帯域は37〜2万Hz、最大音量は93dBとパワフルだ。
Beolit 20は1台でも十分サウンドを楽しめるが、別のBeolit 20あるいはBeolit 17とペアリングするとより豊かなステレオサウンド体験となる。大人数での集まりには最適だろう。
スマホを置いて充電
また、Beolit 20ではワイヤレス充電機能も加わった。上部表面にスマホなどを載せてチャージできる。パーティーなどでスマホを充電しながら、端末内の音楽を流すという利用方法ができる。Qi対応のものであればスマホだけでなくワイヤレスイヤホンなどでも利用可能だ。内蔵バッテリーの容量は3200mAh。通常のリスニング音量だと最大8時間、BGMレベルの音量だと最大37時間駆動する。
カラーはチャコールブラックとグレイミストの2色で11月以降発売される。価格は5万9900円。
Bang & Olufsen