内蔵するセンサーでユーザーの心拍を常に測定し、それをもとにストレスレベルなどを表示するというもの。エキサイトする場面が多いeスポーツだが、“アスリート”のストレス管理に役立てられる。
パフォーマンス向上にも
これまで展開してきたGPSウォッチInstinctをベースに、専用のeスポーツアクティビティ機能を加えたのが今回のEsports Editionとなる。eスポーツ機能のメーンとなるのは心拍数の追跡と分析だ。心拍をリアルタイムに追跡し、そこからプレイ中のストレスレベルを算出する。これによりユーザーは激しい競争の中で自身の体がどのように反応しているのかを確認できる。
また、ストレスレベルが可視化されることで、長期的にどのようにストレスをコントロールし、パフォーマンスを高めるのかに役立つ、とGarminはしている。プレイ中の心拍データなどはアプリに保存できるようになっている。
興奮をオーディエンスと共有
心拍という健康に関連するデータはプライバシーだと考えがちだが、Garminは新たに「STR3AMUP!」というPCストリーミングツールも用意した。これを使ってユーザーは自身の心拍データなどをオーディエンス向けにライブストリームできる。エキサイトしていることを共有して盛り上がるのに役立ちそうだ。そのほか、Esports Editionは軍グレードの丈夫さを備えつつ、ゲーム中も装着していることが気にならないよう軽量となっている。バッテリーの持ちはeスポーツモードで80時間、スマートウォッチモードで14日間となっている。
もちろんスマートウォッチとして、スマホとペアリングすれば電子メールやテキスト、アラートなどのノーティフィケーションが表示されるので、プレイ中も“外の世界”とつながっていられる。
Instinct Esports Editionは米国ウェブサイトで販売中で、価格は299.99ドル(約3万1000円)。
Garmin