日本のZ世代はゲームに夢中?
一般的に「Z世代」とは、1990年代後半以降に生まれた世代のことを指す。生まれたときからインターネット環境があったこの世代は、特にモバイル関連の企業にとって、大きなコミュニケーションターゲットのひとつとなっていくことが予想されている。アップアニーは今回、そのZ世代に注目する形でレポートを発表。ユニークなのは、「ゲームアプリ」「非ゲームアプリ」のエンゲージメントを国別(調査対象国は10か国)に比較したデータだ。日本のZ世代は、他国のZ世代と比べてゲームアプリに多くの時間を費やす傾向にあり、その数字は世界平均の1.5倍になるとのこと。一方、非ゲームアプリの利用時間は調査対象国の中で最も少ないものとなった。
「人とのつながり」を意識する日本のZ世代
続いて、SNSアプリに関する調査データを見てみよう。新型コロナウイルスの影響が大きかった今年3月から5月までの期間、日本のZ世代は「LINE」や「Discord」などのSNSアプリをより頻繁に利用。他の世代でもSNSアプリの利用時間は増加したが、Z世代ほどの伸びではなかったという。最後に、日本のZ世代を対象としたMAUランキング(非ゲームアプリ)をご紹介。「Twitter」「Instagram」といったSNSアプリが上位を独占する結果となった。このランキングも、Z世代におけるコミュニケーションの重要性を反映しているといえそうだ。
PR TIMES
(文・早川あさひ)