ヘルメット後方に付いている方向指示ライトをリモコンで灯すことができ、ブレーキライトは自動で点灯、さらには万一転倒して起き上がれないなどの事態の場合、登録した緊急連絡先にSOSがいくスマート機能を備えている。
アプリで光るパターンを設定
自転車走行に欠かせないのがヘルメット。アクシデント時に頭をダメージから守ってくれる。しかしアクシデントをまず防ぐことが大事で、それに役立つのが方向指示のライトだ。FAROは前部と後部にライン状のライトを内蔵し、夜間時にそれらを常灯させることができる。また、それとは別に後方のライン状ライトの下にはLEDライト40個が埋め込まれ、ハンドルバーに設置するリモコンで右折・左折のシグナルを表示できる。
減速して停止するときには自動的にブレーキライトが点灯するようにもなっていて、後続のドライバーに自分の存在や進行方向を知らせることができる。これはひいては事故予防につながる。ライトのカラーや光るパターンなどは専用アプリで設定できる。
緊急時の備えに
もう1つ、FAROの大きな機能が転倒の自動検知だ。もしアクシデントで倒れた場合、FAROはセンサーで感知する。その後ライダーがアプリで反応すればそのままだが、反応がない場合は自動的に事前登録した緊急連絡先にSOSメッセージがいく仕組みになっている。アクシデントはないに越したことはないが、緊急時の備えとしてあると安心の機能だ。
FAROは現在Kickstarterで資金調達中で、記事執筆時点の出資額は129ドル(約1万4000円)〜となっている。出資は11月26日まで受け付け、来年5月にも発送される見込みだ。
FARO/Kickstarter