日本語が通じるドクターを探し当てられたらラッキー。だが、日本人が多く住む大都市ならともかく、そうはうまくいかないケースがほとんどだろう。
せめて、まったくお手上げのローカル言語ではなく英語が通じる医師がいれば―。「TraveDoc」はそうした医師探しができるプラットフォームだ。診療科目と対応言語、都市名で検索でき、アポイントもとれる。
サイトは英語表記だが、Cardiologist(内科)、Dermatologist(皮膚科)、Gastroenterologist(胃腸科)などの専門科さえおさえれば、後の使い方はシンプルだ。
都市名、医師の専門分野、そして言語を選択して検索する。すると該当する医師のプロフィール一覧が表示され、クリニック所在地もGoogleマップに案内される。プラットフォームからアポを入れたり、診療時間などをチェックしたりできるのも便利だろう
現在、利用可能な都市はドバイやシンガポール、クアラルンプールなど5都市のみ。登録する医師はサイト管理者による面接を受けていて、「“質”が高いドクターだけを紹介している」とアピールする。
このサービスは旅行好きな米国人医師が立ち上げた。ユーザー登録すれば誰でも無料で利用できる。今はまだ利用可能な都市が限られているが、今後増えればその利便性をさらに発揮しそうだ。
TraveDoc