このFMGに対し、株式会社サムライインキュベート(以下、サムライインキュベート)が出資などの支援を決定。株式会社サムライインキュベートアフリカが運営する「Samurai Africa Fund 2号投資事業組合」を通じて、FMGへの支援が行われる。また、サムライインキュベートの代表取締役である榊原健太郎氏が、FMGの社外取締役に就任する。
新会社設立の背景と今後の展望

FMGは、IDOMが持つ流通ノウハウやリソースを強みとして、アフリカ諸国における新たなビジネスモデルの構築およびサービス改善・拡張を進めていく。サムライインキュベートは資金提供に加え、財務・広報・採用面での支援を行う。
アフリカ諸国のドライバーをサポート

そのような課題の解決へ向け、IDOMは配車サービス企業や銀行とタッグを組んで車両提供を実施していた。今回設立されたFMGでは、顧客属性や走行履歴といったドライバーの信用情報データの管理も行う。そして、そのデータを配車サービス企業と共有。こうした取り組みにより、配車サービス従事希望者をサポートする。
FMGはさらに、良質な中古車を直接的に日本からアフリカへ輸出。従来は複雑だった二次流通の構造がシンプルになり、割安な価格で日本の中古車を手に入れられるようになるとのことだ。
PR TIMES
(文・早川あさひ)