スクリーンデザインを狭額縁にし、またカーボン素材を採用するなどして軽量化と小型化を実現。コンパクトな躯体ながら豊富なインターフェースを確保するなど、場所を問わずフルにパソコン作業を行えそうだ。
3辺の額縁を狭く
最近のノートPCは軽量化が進んでいるもののそれなりの重さがあり、1キロを切れば軽い部類に入る。しかし今回発表されたLIFEBOOK UH-X/E3はわずか634グラム。12.9インチiPad Pro第4世代(Wi-Fi+セルラーモデル)の643グラムよりも軽い。ポイントはスクリーンを囲む3辺の額縁を狭くすることで13.3インチの大きさを確保したこと、それから天板に軽量で丈夫さを備えたカーボンを採用したことだ。これらにより小型化と軽量化が可能になった。
ノートPCを出先回りに持ち歩いたり、毎日ノートPCをカバンに入れて出社したりしているというビジネスパーソンにとってはわずか50グラムでも、100グラムでも軽いに越したことはない。
オンライン会議音声モードも
小型化された一方でインターフェースは充実している。USB 3.2 Type-CとUSB 3.2 Type-Aをそれぞれ2つ、それからHDMI、イヤホンジャック、有線LAN、SDカードスロットを備える。CPUはインテルのCore i7-1165G7プロセッサーを採用し、グラフィックスは同じくインテルのIris Xe Graphics。
そのほか、ステレオBoxスピーカーとノイズキャンセリング機能の付いたマイクも搭載し、人の声を聞き取りやすくするモードも用意されているのはオンライン会議が多い人にとっては嬉しい。バッテリーでの駆動時間は11時間となっている。
LIFEBOOK UH-X/E3は10月30日に発売され、価格はオープン。メモリやストレージの容量を選べるカスタムメードWU2/E3も用意されている。
富士通クライアントコンピューティング