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武蔵野大学、Slackと連動した検温・体調管理アプリを開発

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武蔵野大学データサイエンス学部データサイエンス学科生が、Slack連動型検温・体調管理(ヘルスログ)アプリ「cd ../」(COVID-19 Health Check System for MUDS)を開発したことを発表した。

きっかけは体温記録

同アプリは、学生(ユーザー)が毎朝届く検温を促すメッセージに従い体温・体調情報を入力することで、入力された学生のヘルスデータはPDF化され「健康観察票」として、授業日に教員のslackへ自動送信(通知)されるというもの。事前に受講学生と教員を紐づけているため、教員側で改めて対象の学生を抽出する必要がなく、スムーズに確認することができる。

同校のデータサイエンス学科では入構時の検温チェックに加え、体温測定及び教員への検温結果の提出が対面授業参加の条件となっている。そのため、毎日体温を測定し、紙やスプレッドシートに記録していくことを煩わしく感じたデータサイエンス学科2年生によって、今回の検温・体調管理を手軽にできるアプリに至ったという。

メインコミュニケーションツールを活用

データサイエンス学部データサイエンス学科のメインのコミュニケーションツールであるSlackのアプリ機能を使い、記録フォームを実装しており、言語は、同学科で主に使うプログラミング言語であるPythonを使用。また、認証系のシステムが実装されていることから、Djangoをバックエンドとして採用したとのこと。今後も機能拡充のため、継続したアップデートを計画していることも発表されている。

同学部は、9月には駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部グローバル・メディア学科生と「オンライン合同合宿」を実施。同合宿は、72時間以内でWebアプリ開発を行うというもので、withコロナ時代において、オンラインツールを活用した「新たな合宿スタイル」が注目を集めた。今後もさまざまな新しい取り組みが行われていくことが期待される。

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