対象エリア内ならどんなルートでも対応可能!
目的地への経路をスマートフォンで調べたが、なかなかたどり着けない......という経験をしたことはないだろうか?経路を動画で教えてくれる「経路映像合成技術」が普及すれば、そういった問題もなくなるかもしれない。同技術の仕組みは、なかなかユニークなものとなっている。事前準備として、対象エリアにおけるすべての道を360度カメラで撮影。その後、撮影した映像と位置情報をひも付けた状態でデータベース化しておく。そうすることにより、「駅へのルートを調べたい」などのリクエストに応じて、映像合成を自動で行える。
なお、ブイテック研究所のWebサイトでは、「経路映像合成技術」に関する1分30秒程度の紹介動画が公開されている。同技術に興味を持った方は要チェックだ。
バーチャル観光サービスでの活用も検討
ブイテック研究所に対して出資を行う株式会社JR西日本イノベーションズは、「経路映像合成技術」による駅周辺の案内動画提供を計画している。また、インタラクティブな映像技術を用いたバーチャル観光サービスでの活用も検討中とのこと。今後の展開に期待が高まる。
PR TIMES
(文・早川あさひ)