スタートアップへの支援を本格化
2011年に設立されたグッドパッチは、「デザインの力を証明する」というミッションのもと、さまざまな企業のビジネスをサポートしてきた。同社のさまざまなサービスに関しては、Techableにおける過去の記事をチェックいただきたい。今回の「Goodpatch Design Fund」の立ち上げを通じて、グッドパッチはスタートアップへの支援を本格化する。同社はこれまで、情報キュレーションサービスを手がける株式会社Gunosyや、モバイルゲーム事業を行う株式会社アカツキなど、多くのスタートアップを支援。グッドパッチによる支援を受け、前述の2社を含む合計6社のスタートアップが上場している。
「Goodpatch Design Fund」では、事業成長に必要な資金のほか、グッドパッチの知見に基づくデザイン支援を提供。各種問い合わせは専用フォーム経由で行える。
「Goodpatch Design Fund」初の出資先は?
今回は、「Goodpatch Design Fund」による初めての出資先も発表。出資を受けるのは、2017年に設立された株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ)だ。同社は2018年に、お金のオンラインチャット相談プラットフォーム「お金の健康診断」をリリース。そして昨年には、お金の悩みや疑問を解決するWebメディア「オカネコ」をリリースしている。デザインで他社との差別化を図りたいスタートアップにとって、「Goodpatch Design Fund」は心強い存在となりそうだ。
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(文・早川あさひ)