インテリジェント飛行センター(CAIV)の取り組みとは?
ドローンに特化した大学内研究所であるCAIVは、2019年10月に設立された。近年、ドローンの機能は大幅に進化しているが、実用化にあたってはさまざまな課題も残る。CAIVはこうした課題の克服に寄与すべく、技術開発を進めている。技術開発においてCAIVが軸とするのは、自然界の生物を手本として持続可能な技術を生み出す「生物規範工学」、従来にない新しい「人工知能」、未来志向を持った「人材育成」の3つ。これまでの実績や学術論文は、Webサイトにてチェック可能だ。
4K3DスキャナーによってVR展を実現
今回の「生き物に学ぶ賢いドローンVR展」の開催にあたっては、合同会社Advalayが協力。CAIVの技術や関連技術史の展示を4K3Dスキャナー「Matterport」で撮影し、バーチャル空間上に再現した。展示を見学したい方は、Webサイトから「生き物に学ぶ賢いドローンVR展」へアクセスしよう。「展示室」「風洞室」の2種類のボタンが用意されており、臨場感のある形でそれぞれの部屋を見学できる。YouTubeの動画コンテンツも再生可能で、多くの発見がありそうな内容となっている。
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(文・早川あさひ)