「Blockbuster TOKYO」の内容とは?
創薬・医療系ベンチャー向けの「Blockbuster TOKYO」は、「研修プログラム」「選抜プログラム」の2つのプログラムによって構成される。まず「研修プログラム」では、さまざまな分野の専門家を招き、セミナーや勉強会を月に1回程度実施。そしてジョリーグッドが今回選出された「選抜プログラム」では、具体的な事業計画を有するチームを対象として、メンターによる専門的な支援などを行う。2020年度の「選抜プログラム」に関しては、ジョリーグッドを含む計19チームの参加が決定している。
うつ病治療においてVR技術を活用
ジョリーグッドが行っているのは、ソフトウェアを使ったデジタル治療「デジタルセラピューティクス(DTx)」に関する研究だ。同社は、認知行動療法をベースにしたDTxとして「認知行動療法VR」を手がける。「認知行動療法VR」では、その名の通りVR技術を活用。うつ病の治療法のひとつである認知行動療法を、よりスムーズで効果的なものにする。
ジョリーグッドは「認知行動療法VR」の研究開発を進め、最終的には保険適用の対象とすることを目指している。同社の今後の取り組みに期待したい。
PR TIMES(1)(2)
(文・早川あさひ)