このたび同社は、株式会社サイバーエージェントと資本業務提携を締結したことを発表。戦略的パートナーシップを強化し、「スタジアムアプリ」を通じてスポーツ観戦のDXを加速していく構えだ。
バーチャル×リアルの観戦体験
「スタジアムアプリ」には、アプリ内通貨「サポート」でデジタルグッズを届けられる「サポーティング機能」や、選手・監督のリアルなアバターでリッチな演出を実現する「3Dアバター機能」といったバーチャルでサッカー観戦を楽しめる機能がある。加えて、試合当日にログインまたはスタジアムに来場してチェックインすると、連動した地域の店舗で使える「サポート」を入手できる「チェックイン機能」もあり、リアルとバーチャルを融合したサポーティング機能を実装している。
これは、5Gの普及・浸透とニューノーマル時代の到来にあわせた同社の描くスポーツ観戦DX推進のロードマップ第1弾の取り組みだ。
ちなみに、2021年以降はスマートスタジアムに対するDX支援やAR・VRを活用したライブエンターテイメントの拡張、何万人ものスマートフォンが同時接続できるスタジアムのライブ演出などを展開予定。
新機能「ヴァーチャルスタジアム」に期待
同社のロードマップの皮切りとなる「スタジアムアプリ」は、今回の業務資本提携により大きく飛躍していきそうだ。今後、クリエイター集団「CyberHuman Productions」の提供する3Dスキャン技術や開発力、3DCGコンテンツ制作の知見などを最大限に活用し、同アプリのUX向上を図るとのこと。
現在、「スタジアムアプリ」の新機能として、ユーザー自身が3DアバターをもちVR空間での観戦ができる「ヴァーチャルスタジアム」が予定されているが、このたびの提携でその実装にも期待が高まるところだろう。
PR TIMES