なお、飲食店において電話応対・空席確認・予約登録を自動化するAIサービスは業界初。
24時間365日、予約業務を担う
同サービスは、飲食店への予約電話に対し「LINE AiCall」(「さゆり」)で対応。人と会話しているようななめらかで自然な音声と丁寧な応対シナリオで24時間365日対応可能だ。電話で聞き取った内容と「ebica」の空席データをリアルタイムで参照し予約登録までを自動化する。また、予約希望時間が満席の場合は、前後の予約可能時間や近隣系列店の空席を案内することも可能。万が一、聞き取れなかった場合は店舗電話に接続し、スタッフへ引き継ぐ仕組みになっている。なお、スタッフへ引き継ぐ際は、直前の会話ログを「ebica」画面に表示するため、ユーザーが2度同じ会話をする必要はないとのこと。
さらに、「ebica」に搭載されているグルメサイトコントローラーと「さゆり」を連携させることで、電話予約とネット予約のすべての予約管理を一元化することもできるようだ。
ネット予約の「穴」をサポート
ネット予約には、予約可能時間の拡大や業務効率化などのメリットがある一方、ユーザーにとっては当日や直前の予約ができないという認識があるようで電話での予約数は少ないとはいえいない状況のようだ。株式会社シンクロ・フードの調査によると、ネット予約を受け付けている飲食店の割合は62.4%(2018年3月時点)。多くの飲食店がネット予約を導入してはいるが、先述のようなユーザーの認識や昨今の新型コロナウイルスの影響により直前の電話予約は増加傾向にあるという。
両社はこのような状況の解決策として、スタッフの負担軽減と機会損失の防止、加えてユーザー満足度向上に貢献する同サービスを開発。2019年11月より実店舗での実証実験を行い、1年間の改修を重ねてこのたびの本格提供に至った。
まずは、俺の株式会社および株式会社物語コーポレーションが運営する都内店舗に提供し、今後順次拡大予定とのこと。
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PR TIMES(株式会社シンクロ・フード調査)