香港のスタートアップが開発した、AppleのMFi認証取得済みの「Airbox」。同時に4台のガジェットを充電でき、うち3台はワイヤレスで行える。
Apple Pencil収納も
Airboxは眼鏡ケースのようなデザインで、開いてガジェットを載せられるようになっている。片面にはAirPodsをケースごと置けるくぼみ、Apple Watch用のスタンドが用意されている。充電はできないもののApple Pencilを収納できる溝もあり、持ち歩くときの紛失予防に使える。もう片方の面にはスマホをそのまま置ける。3つのデバイスを同時にワイヤレス充電でき、出力はスマホ部分が10W、AirPodsとApple Watchの部分は5Wだ。
第8世代iPad充電に対応
加えて、Airboxの外側面にはUSB Type-Cポートが備わっていて、こちらにケーブルをさしてiPadを20W出力で充電できる。つまり、第8世代iPadに対応する。Airboxのバッテリー容量は1万mAh。日中の外出時の電源をほぼ賄えそうだ。そしてAirboxそのものもワイヤレスでチャージでき、10W出力の場合5時間でフル充電される。
また、Airboxは各種Apple製ガジェットの充電を想定してつくられているが、実際にはQi規格対応のデバイスにも使え、異なるメーカーのものを使用している家族や友達とシェアすることも可能だ。
AirboxはKickstarterに登場してわずか30分で調達目標額を達成。記事執筆時点の出資額は予定小売価格38%オフの767香港ドル(約1万円)〜となっている
出資は10月23日まで受け付け、すぐに発送が始まる見込みだ。
Airbox/Kickstarter