ハンディで、さまざまなアクティビティのシーンをベストな状態でとらえられる各種機能をグレードアップしているが、中でも目を引くのが前面ディスプレイ。ライブプレビューで完璧なセルフィーを撮ることができそうだ。
8倍スローモーションも
前面ディスプレイは1.4インチで、カラー。フレームの中にきちんと収まっているか、そして微妙な調整もリアルタイムにできる。もちろんこれまで通り背面にもディスプレイを備え、前モデルの1.95インチから2.27インチに大きくなり、タッチ操作がしやすくなった。撮影はというと、1080/240p、1440/120p、2.7K/120p、4K/60p、そして新型センサーの採用により5K/30pまで対応する。8倍スローモーション、タイムラプスなども自由自在だ。もちろん静止画の撮影も可能で、解像度は2000万画素となっている。
撮り逃しなし!
アクション撮影には手振れがつきものだが、HERO9 BlackではHyperSmooth 3.0という手ぶれ補正機能を搭載し、カメラ内で水平を保てるようになっていて心強い。加えて、何気に活躍しそうなのがHindSight機能。録画開始前の映像を最長30秒記録するというもので、これにより撮り逃しをなくすことができる。また、ショットの前後1.5秒を記録するLiveBurstはベストショットを探す時に役立つほか、そのまま短いビデオとしても使える。
一方、アクティビティの時はつい夢中になって撮影しがちだが、HERO9 Blackではバッテリー容量gが1720mAhと前モデルから30%大きくなった。水深10メートルまで防水となっていて、海水浴やシュノーケリング時の撮影にも使えそうだ。
HERO9 BlackはすでにGoProオンラインストアで発売され、価格は5万4000円(税込)となっている。
GoPro HERO9 Black