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自動運転×アバター! 万博記念公園で次世代型モビリティサービス実証へ

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1970年の大阪万博が2020年で50周年を迎えるにあたり、万博記念公園にて自動運転車両とアバターを活用した次世代型モビリティサービス「EXPOオートライド&ガイド(仮称)」の共同実証実験が実施される。

当初は、1970年万博の開催期間に合わせ2020年9月に実施予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、このたび2020年10月23日からの実施が決定した。

同実験には、三井物産株式会社、パナソニック株式会社、凸版印刷株式会社、株式会社博報堂、西日本旅客鉄道株式会社が参画。万博記念公園マネジメント・パートナーズ(BMP)とともに5社それぞれの技術やノウハウを提供し、実証実験に臨む。

エデュケーション+エンターテイメント

同実験で使用される自動運転車両はBOLDLY株式会社が提供する仏製の「NAVYA ARMA」。

国内外での走行実績をもつ小型自動運転EVで、2020年9月18日より本格稼働する「HANEDA INNOVATION CITY(HICity)」構内での定常運行が決定している車種だ。

今回は、「NAVYA ARMA」にパナソニックが開発中の透明ディスプレイを搭載し、ディスプレイ越しに見える公園の風景と、ディスプレイに映し出される対話型・多言語対応型アバターのガイダンス映像を折り重ねて見ながら移動する新体験を提供する。

この新たな移動体験は楽しみながら学べる「エデュテイメント(エデュケーション+エンターテイメント)」を確立するものと期待されているようだ。

同実験を通じて、1970年万博や万博記念公園の魅力や潜在価値を引き出し、万博記念公園の活性化の可能性を探るとともに、2025年大阪・関西万博へ向けた実装を目指すとのこと。

2ルート、それぞれの魅力

同実験は2020年10月23日~11月16日の金、土、日、月で実施される。走行ルートは2パターン。

対話型アバターがガイドとなる「パビリオンルート」は約20分の走行時間の間に、1970年万博のパビリオン跡地を巡り、50年間の進歩と調和の変遷や2025年万博の未来も垣間見られるという。実施日程は、10/23~26と11/13~16。

日英中韓を選択できる多言語対応型アバターがガイドを務める「日本庭園ルート」は、公園内の日本庭園を題材として、その背景にある歴史や文化をストーリー性のあるガイダンスで楽しく学べるとのこと。乗車時間は約30分で、実施日程は10/30~11/2と11/06~11/09。

実施各日に同日分の整理券を配布予定だが、詳細は10月5日に万博記念公園の公式ホームページ内「お知らせ」に掲載予定とのこと。

PR TIMES

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