カメラと人工知能(AI)を搭載していて、角度をリアルタイムに自動調整しながら被写体を追跡するというスグレモノだ。しかもアプリをダウンロードしなくても使える。
三脚にも取り付け可
スマホでダンスや音楽演奏などのパフォーマンスを録画したり、動画ブログを配信したり、あるいは動き回りながらビデオ通話したりといったときにTikTrakは活躍する。三角錐のような形状をしていて、上部にスマホをはさんで設置する。平らなところに置いて使用できるほか、三脚などでも使える。サイズは高さ10センチ、ベース部分の直径は9.7センチだ。
仕組みはとういうと、スマホのすぐ下にくる部分にあるカメラで被写体をとらえる。そして搭載するAIが被写体を認識して追跡する。スマホにアプリをダウンロードする必要はない。
355度水平回転
TikTrakはさまざまなシーンに対応できるよう、水平に355度の範囲で回転し、上下38度動くことが可能。ダンスやスポーツ、ステージパフォーマンスなど、幅広い撮影に使えそうだ。電源は単3形乾電池3本となっている。また、TikTrakは動画撮影での使用を前提としているだけあって、そうした撮影がパーフェクトなものになるよう、スマホにクリップで取り付けられるLEDライトをオプションとして用意している。明るさは10段階で調整可能だ。
TikTrakは現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで29ドル(約3100円)〜の出資で入手できる。LEDライトとのセットは49ドル(約5200円)〜。すでに目標額を達成し、9月28日まで出資を受け付けたのちすぐに発送が始まる見込み。
TikTrak/Indiegogo