日本語に特化した自然言語処理技術を採用
Rimo Voiceの特徴は、日本語に特化した自然言語処理技術を使っていること。これにより、句読点を含めた自然な形で日本語を読み込めるという。利用シーンとして、会議の議事録や取材内容などの文字起こしなどを想定。文字起こしデータの作成にあたっては、パソコンやスマートフォンのブラウザを使って録音を行うか、既存の音声データをアップロードする必要がある。
1時間の音声データのテキスト化にかかる時間はわずか5分程度。音声データとテキストデータはリンクしており、データ化された文字を選択することで該当箇所の音声を聞くことができる。
サービスの利用価格は、30秒あたり20円(税別)の従量課金がベースとなる。別途、月間40時間までで10万円(税別)の定額プランも用意した。
新しい働き方をサポートするスタートアップ
Rimoは「はたらくを未来に」を理念として掲げ、フルリモートワークなどの新しい働き方をサポートするツールやサービスを開発している。同社の代表社員兼エンジニアである相川直視氏は、Microsoft Researchでのインターンを経てGoogleへ入社し、検索システムの開発に従事。その後、Wantedlyの開発などを経て、昨年12月にRimoを立ち上げた。今回リリースされたRimo Voiceに関しては、「テキスト編集」「音声検索」などの新機能の実装も予定されており、今後のアップデートに期待したい。
PR TIMES
(文・早川あさひ)