サプライヤーと小売店舗をマッチング!
orosyでは、D2C(Direct to Consumer)ブランドを中心とした各種商品のサプライヤーと、その商品の販売を希望する小売店舗のマッチングをサポート。サプライヤーは商品の卸価格や条件をorosyに登録し、卸販売を始められる。商品の購入者となる小売店舗はorosyにおいて商品を検索し、掲載された条件に基づいて商品を仕入れることができる(買取もしくは委託仕入れ)。
サプライヤーにとってのメリットは、請求書の発行や口座・掛金の管理が不要になること。小売店舗からの代金受領はorosyが行い、サプライヤーへ一括で支払う形を採用した。
また、小売店舗に対しては、最大300万円の掛金が付与される。これにより小売店舗は、orosyを経由した仕入れにおいてクレジットカードなどを使う必要がなくなる。
α版からのアップデートを実施
近年、ブランド独自の魅力を顧客に直接アピールできるD2Cブランドが急成長を遂げている。一方、新型コロナウイルスの影響で展示会や商談の機会を失った小売店舗のバイヤーは、商品探しに苦労することも多いようだ。そこで、両者のマッチングをサポートするサービスとしてorosyが登場した。今年6月には同サービスのα版が公開されており、数々のサプライヤーや小売店舗から好評を博していたという。今回のβ版公開にあたっては、バイヤー・店舗アカウントの審査制を廃止。スペースエンジンはorosyを通じ、さらに多くの事業者を支援していく。
(文・早川あさひ)