オーストラリアのスタートアップが開発した「VOLTA Spark」。3種のポートに対応し、しかもマグネットで着脱ができる。
USB-C は100W出力
VOLTA SparkはUSB-Cケーブルで、3種(マイクロUSB、USB-C、ライトニング)のチップが用意されている。これらチップはあらかじめ端末の充電ポートに差し込んでおく。出力はマイクロUSBが10W、USB-C PDが100W、ライトニングが18W。つまり、USB-C PDでラップトップPCやAndroidスマホなどを、あるいはライトニングでiPhone Xシリーズなどを急速充電できる。加えて、データ転送にも対応し、転送速度は480bp/sだ。
MagSafeを再び
VOLTA Sparkのもう1つの特徴は、チップとケーブルがマグネットでくっつくようになっていること。チップ近くにケーブルを近づけると磁力で吸い寄せられてパチっとくっつく。かつてMacBookで採用されていたコネクタMagSafeのスタイルだ。これなら取り付け、取り外しどちらも楽に行える。また、各チップを差し込んでおくことでさまざまなデバイスに同じケーブルで対応できるのもメリットだ。外出や出張のときなど、携帯するケーブルを減らせるのは嬉しい。
VOLTA SparkはIndiegogoで資金調達を展開中で、記事執筆時点の出資額は28ドル(約3000円)〜となっている。すでに目標額は達成。9月24日まで出資を受け付けたのち、11月にも発送が始まる見込みだ。
VOLTA Spark/Indiegogo