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米国エネルギー省がバークレーラボに120億円の資金提供!量子研究の加速を計画

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Image by Pete Linforth from Pixabay

ホワイトハウス科学技術政策局(OSTP)は、向こう5年間で10億ドル(約1060億円)以上を投じ、12の新しいAIおよび量子情報科学(QIS)の研究所を設立する計画を発表した。

プロジェクトを中心となって進めるのはアメリカ国立科学財団(NSF)と米国エネルギー省(DOE)で、それぞれAIと量子情報科学の技術的革新に取り組む。

量子情報科学の新設研究所5つのうちの1つが、ローレンスバークレー国立研究所(バークレーラボ)主催で設立を進める「量子システムアクセラレータ(QSA)」。同研究所では、提供資金1億1500万ドル(約120億円)を使って、量子情報科学を応用した技術的ソリューションを構築していく計画だ。

機械学習の最適化や新材料の発見など実用的な量子技術開発を目指す

量子情報科学の発展により、機械学習の最適化や新材料の発見、新薬の開発……といった幅広い領域で科学的課題を解決し、革新を推し進める可能性がある。量子システムアクセラレータは、これを現実に近づけるべく、既存の量子技術の体系的な改善を目指す。

量子システムアクセラレータでは、バークレーラボ、サンディア国立研究所、MITリンカーン研究所……といった15の研究機関から最前線で活躍する科学者を結集する。

研究機関と専門家のネットワークを形成し、実用的な量子システム構築に必要なソリューションを共同設計するのが目的だ。

ハブとなって量子研究エコシステムを強化

また量子システムアクセラレータは、大企業や新興企業、政府機関を含めた30を超えるパートナーと連携する。同研究所がハブとなることで産・学・官が連携して量子研究エコシステムを強化。幅広い技術的課題に取り組む。また、量子R&Dにおける国際的なリーダーシップを確立するとの狙いもある。

さらには、将来の量子科学者、エンジニアなどを育成すべく、州やコミュニティカレッジなどと提携し、教育カリキュラムを確立することも計画している。

量子研究に取り組む学生や専門家のために、研究リソースを集めたポータルサイトも開設するとのことで、同研究所の取り組みが全方位的に量子情報科学の発展を加速しそうだ。

参照元:New $115 Million Quantum Systems Accelerator to Pioneer Quantum Technologies for Discovery Science | Berkeley Lab/ Berkeley Lab
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