同サービスは2018年2月に福岡市で、2020年7月に名古屋市で提供を開始しており、福岡市においては約290箇所のポートと約1500台の自転車を導入し、累計250万回以上、月間21万回以上という利用回数を記録。
同社のミッションである「まちの移動の新たな習慣」を体現するサービスへと成長した。
なぜ浅草・上野エリアなのか?
昨今の新型コロナウイルスの影響で三密を避けやすい自転車での移動に注目が集まり、シェアサイクルサービスに対する社会的需要は増加傾向にあるという。このたびサービス展開を決めた浅草・上野エリアは観光地であることから、まち巡りの利便性の観点からも同サービスの需要は高いと思われる。また、同エリアにおける放置自転車問題の解決にも同サービスが有効であるとの見方もあるようだ。
さらに、両エリア付近は、縦と横の交通網が整備されている一方で、ななめの移動には多少不便さを伴い、自転車の利用にその不便さを解消する可能性を見出している。
手軽に乗れる赤い自転車
同サービスは、スマートフォンアプリの地図から専用の赤い自転車を見つけ、自転車についている鍵のQRコードをアプリで読み込んで鍵をあけ利用するだけのシンプルな仕組み。返却時は、自転車の鍵を手動でロックしてライドが終了したことをアプリで確認するのみだ。今回進出する浅草・上野エリアでは200台の自転車を順次配備予定。そして、サービス開始1年後には自転車台数800台、ポート120箇所、月間利用数12万件を目標としているという。
将来的には、利用状況を加味しながら秋葉原エリアや押上エリア、錦糸町エリアなどにもサービスを拡大していく見込みだ。
同社は同サービスを通じて、移動や自転車に関する社会的需要を満たすとともに、商業施設やホテル、マンション、オフィスビルなどの利用者満足度向上を図り、まちの活性化に広く貢献していきたいとしている。
なお、現在「Charichari」のポートを設置するオーナーを募集中。自転車3台程の空きスペースがあれば設置可能とのことだ。
PR TIMES