わずか1秒で検温
5cmほどの「ThermBot」。スマートフォンやタブレットに差し込むだけで検温が可能。接触を避けながらもわずか1秒ほどで正確に体温を測ることができる点が大きな特徴だ。現在のコロナウィルス感染症対策で検温が重要視される中、完全に非接触、しかもわずか1秒で検温できる点は大きなメリットといえるだろう。本体ボタンをスライドさせてUSB Type Cコネクタを出し、スマートフォンやタブレットなどに接続すると電源が入る仕組みでアプリのインストールやダウンロードは不要。検温後はデバイスに大きな文字で体温が表示される。非常にシンプルな操作性なので、子どもから高齢の方まで誰にとっても使いやすいデザインになっているのではないだろうか。
スマートホームデバイスとの接続も
また「ThermBot」の特徴は、単に体温計で終わらない点。検温した後は、Bluetoothを通じてフィットネスアプリやホームアシスタントデバイスと接続し、他のデバイスへ計測した体温を活用することができる。具体的には、「Google Home」や「Amazon Echo」などのIFTTTに対応しているスマートスピーカーなどと連携し、自身の体調管理に役立てるといった使い方が可能だろう。「ThermBot」自体は電池を必要とせず、スマートフォンやタブレットなどのデバイスの電力を使用するため、省エネという観点からも地球の環境を考慮している理想的なデバイスでもある。
ThermBot