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自動運転に活用!マップフォー、タクシーを用いて高精度三次元地図を作成へ

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株式会社マップフォー(以下、マップフォー)は、名鉄タクシーホールディングス株式会社のタクシー車両を活用して、高精度三次元地図の作成に取り組むことを明らかにした。実証事業として今年10月から12月までの期間に実施される予定で、名古屋鉄道株式会社・中日本航空株式会社・株式会社メイテツコムも協力する。

「高精度三次元地図」の作成における課題とは?

マップフォーが作成に取り組む「高精度三次元地図」とは、道路の形状や車線情報など、さまざまな周辺環境情報を記録した三次元地図のことを指す。自動運転車は、この三次元地図情報と車載センサーの情報を重ね合わせることで、安全な自動運転を行えるようになる。

現在、高精度三次元地図の作成には、「MMS(モービルマッピングシステム)」と呼ばれる三次元計測システムが用いられている。同システムにおいては、データ収集のための高価なセンサーを車両に搭載する必要があり、コスト面が課題となっていた。

自動運転社会の実現に向けた実証事業

そこでマップフォーは、安価なセンサーを用いながらも、従来のMMSと同様の精度を誇る三次元地図作成システムを開発。今回の実証事業では、愛知県内を走るタクシーの車両に計測機器を搭載し、走行時に集めたデータを用いて高精度三次元地図を作成する。

実証事業で得られた結果は、将来的な自動運転サービスやインフラ保守・点検において活用される予定とのこと。また、MMSで計測された基盤地図データとの連携も図り、自動運転社会を見据えた新たな情報インフラの構築につなげる。

PR TIMES

(文・早川あさひ)

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