高齢者介護のあり方に変化をもたらす!
米国サンフランシスコ発のスタートアップであるTellus社は、2017年に創業した。創業のきっかけは、「遠方に住む祖父母の介護」という創業者の原体験だ。同社が目標とするのは、最先端の技術により、エルダー・ケア(高齢者介護)のあり方に革新的な変化をもたらすこと。今年2月にはTellus日本法人を設立し、パートナー企業と協力しながら、日本の介護施設へのプロダクト導入を目指している。
Tellus社が手がける見守りデバイスでは、自動運転に使われる最新のレーダー技術を活用。室内にデバイスを設置することで、対象者の活動状況などの情報が収集可能になる。また、これらの情報はクラウド上で管理されるため、場所を問わずアクセスできる。
国際色豊かなメンバーが一丸に
今回の資金調達により、Tellus社の累計調達額は10.5億円となった。調達した資金は、研究開発やマーケティングなどにおいて活用されるという。同社は今後、日本の介護施設へのプロダクト導入だけでなく、一般消費者へ向けた商品開発も計画。サンフランシスコの本社に加えて日本法人でも多くのポジションを強化し、国際色豊かなメンバーが一丸になって事業展開を進めていく。
PR TIMES
(文・早川あさひ)