株式会社HIKKYにより2020年8月13日~16日の4日間開催された同イベントは、終わってみれば来場者数8万4280人という記録を打ち立てた。これにより、コロナ禍において自宅などから参加できる大規模音楽イベントが実現したといえるだろう。
音×光×映像
新型コロナウイルスの影響で多くのリアルイベントが中止となるなか、VR空間を会場として実施された同イベント。一般出展127サークル、アーティスト・企業出展ブース5会場が設けられ、来場者に新たな音楽との出会いを提供した。各ブースは「未来の試聴機」をコンセプトとしており、再生ボタンを押すと音楽とともに光や映像で音を可視化する演出が楽しめたようだ。気に入った楽曲は、販売サイトに飛んで「楽曲データダウンロード販売」または「CDの通販」の形で購入できる仕組みとなっていた。
音楽だけじゃない音楽イベント
また、聖飢魔Ⅱやスクウェア・エニックスなどの著名楽曲も出展され、今年地球デビュー35周年を迎えるデーモン閣下の3D戦闘服アバターの販売や、人気ゲーム「NieR:Automata」のメインキャラクター2B、9S、エミールショップのアバター再販など音楽以外にも楽しめる要素が多かったようだ。そのほか、アイドルグループ「GEMS COMPANY」や「アイマリンプロジェクト・ナギナミプロジェクト」のブースも設置され、大いに盛り上がったとのこと。
来場者のtwitterには「MusicVket1の企業ブースで圧倒されたのはNieRブースのオーケストラ流れてるとこ。オーケストラって、破壊力半端ないねぇ…」「VketGlobalTeam × MusicVket DJイベントちょっと想像以上にめっちゃ楽しかった」などの声が投稿されている。
3つのVRプラットフォームが用意され、VR機器だけでなくスマートフォン、PCからも手軽にアクセスできたことは、来場者数を伸ばしたひとつの要因ではないかと思う。今回の8万人以上という記録は、コロナ禍におけるバーチャルイベントの普及をより加速させるかもしれない。
PR TIMES