正しい情報に基づいた薬のオンライン購入を支援
新型コロナウイルスの影響もあり、一般用医薬品(OTC医薬品)などのオンライン購入に対するニーズが高まっている。その一方で、患者にとっては、ネット上にある膨大な情報の取捨選択が難しいといった課題もあるとのこと。こうした課題の解決に貢献すべく生まれたminacolorは、ユーザーが正しい知識とともに医薬品を購入できるオンライン薬局だ。薬剤師への無料チャット相談機能などを備えており、オフラインの薬局と同じように、自分の症状に合った薬を知ることができる。
また、ネット決済での購入だけでなく、その後の服薬管理に対応していることもセールスポイント。薬を店舗で購入できない人や、育児中で外出しづらい人などから好評を得ているという。
累計調達額は10億円に
今回の資金調達により、ミナカラの累計調達額は10億円になった。同社は、調達資金を活用して製薬会社との連携を強めるほか、人材採用も推進するとしている。日本では2014年に第1類・第2類医薬品のネットショップ販売が解禁され、2017年にはセルフメディケーション税制が始まった。こうした流れもあり、医薬品のオンライン販売に対する注目度は高い。ミナカラの今後の取り組みには要注目だ。
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(文・早川あさひ)