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ラーメン業界日本初!幸楽苑が配膳ロボットを導入

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株式会社幸楽苑ホールディングスは、新型コロナウイルス感染症の予防対策や人手不足解消を目的とし、8月27日より本宮店(福島県本宮市)にてAIを活用した非接触型の自動配膳ロボット「K-1号(ケー・イチゴウ)」導入の実証実験を開始することを発表した。

ラーメン業界日本初の試み

今回のロボット導入は、新型コロナウイルス感染症の対策として、非接触型の配膳を自動化し、店舗スタッフの負担を軽減することでサービス中心の働き方へシフトすることが目的。ロボットにはセンサーが搭載されており、人や物にぶつからず安全に走行することができる。

音声案内も可能で、ロボットの音声案内にしたがい来店客が動作を行うことでロボットが反応するといったエンターテイメント性も兼ね備えている。同店は、ロボット導入をきっかけとし今後もますます省人化・デジタル化を進めることを目標に掲げている。

コミュニケーションの楽しみも

来店客がテーブルに設置してあるタブレットで料理を注文後、店舗スタッフが注文内容を確認。出来上がった料理をロボットのトレーに乗せ、タッチパネルで移動を指示すると、来店客の席まで料理を運ぶ仕組み。来店客が料理を受け取った後は、ロボットの音声案内にしたがい、頭のセンサー部分に手をかざすとロボットは厨房に戻る。来店客の動作を必要とするため、ロボット従業員「K-1号」との交流やコミュニケーションの体験も楽しむことができるだろう。

飲食店でのロボット導入は急速に広まっており、外食大手のコロワイドの連結子会社であるレインズインターナショナルも、運営する東京・赤坂の居酒屋「居酒家 土間土間赤坂店」で、7月30日からロボットを試験的に1台導入。来店客が注文した料理をテーブルに配膳したり、食べ終わった皿を回収して洗い場に運んだりするために用い、2カ月間、運用実験を行うことを発表している。飲食店へのロボット導入は日本に限ったことではなく、中国やアメリカをはじめとし世界でも広まっている動きであり、今後飲食店の形がどのように変化していくのか、世界的にも注目が集まっている。

幸楽苑

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