そしてこのたび3者は、ウィズコロナ時代の新体感アートイベント「5G Projection Art」を金沢21世紀美術館にて2020年8月28日に開催する。
プロジェクションマッピングで見るVRアート
「5G Projection Art@金沢21世紀美術館」と題された同イベントは、5Gを用いたリアルタイムな大容量データのやり取りを実現し、全国どこからでもオンラインで参加可能だ。ニューノーマルへの移行が求められる中での3者の新たな挑戦といえるだろう。同イベントのメインアーティストは、2017年に世界初のVRアート個展を開催すべくクラウドファンディングに挑戦し目標額の3倍強(347%)を達成した、国内外で活躍中のVRアーティストせきぐちあいみ氏。
せきぐちあいみ氏がVR空間上に描く3Dアートをリアルタイムに21世紀美術館の建物に投影し、360度カメラなどで撮影した会場全体の模様を全国にライブ配信するという内容だ。
自分のメッセージがイベントを創る
同イベントのポイントとして「参加型」であることも挙げられる。参加者は360度ライブ映像の視聴と同時にスマートフォンからメッセージを投稿することが可能。このメッセージは美術館に投影される仕組みとなっている。
8月28日の19時より開会(点灯式・オープニング映像)、19時10分よりせきぐちあいみ氏のVRパフォーマンス、19時35分よりメッセージ投稿とトンコハウス「短編ダム・キーパー」の上映、20時に閉会というイベントスケジュールだ。
参加は特設サイトから可能。なお、屋外での撮影のため雨天の場合は翌8月29日に延期し、新型コロナウイルスの感染拡大状況により延期・中止となる場合もあるとのこと。
3者は今後も先進技術を用いた地域資源の共創を通じ、5G時代・ウィズコロナ時代における新たな地方創生の可能性を模索していくという。
株式会社NTTドコモ