Marvelはこれまで、ウェブでのみ展開していた。Dropboxの活用を前提とし、PSDファイルやPhotoshopファイルなどを取り込んでアプリ制作ができるというものだ。そして今回登場したiPhoneアプリは、紙に描いたデザインの写真を撮って取り込むだけでアプリのプロトタイプが作成できるという“素人”にも優しいツールとなっている。
使うにはまず、紙に描いたアプリデザインのスケッチや、あるいはレストランでランチ中に“ひらめき”があって紙ナプキンにメモしたアイデアなどを、アプリで撮影する。すると、アプリがそのデータをもとにしてクリックやタッチで反応するアプリを自動作成してくれる。
つまりコーディングなどの専門知識が不要なので、アイデアを持っている人なら誰でもモバイルアプリづくりに挑戦できるというわけだ。制作過程によくある手直しなども簡単にできるのも便利だ。
そして作業が終わりプレビューを見て「いける!」と思ったプロトタイプは、メールやテキストメッセージ、TwitterなどのSNSで友人にリンクを送り、自慢するといいだろう。
Marvelの利用は無料だが、今後はコラボ機能などを備えたプロバージョンを設けるなどしてフリーミアムに移行する予定という。
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