ついつい予算を超えてお金を使い込んでしまうなら、「iBag」が力になってくれそうだ。オーストラリアのクレジットカード比較サイトFinder.com.auが開発したもので、月々のクレジットカードの請求が、自身の支払い能力を超えないよう、サポートしてくれるスマートバッグである。
バッグにはRFIDモジュールが内蔵されていて、Arduinoチップと接続。このチップが、財布が取り出された回数や場所を検知する。ユーザーがもっとも財布を使用することの多い時間帯を記憶し、1日、あるいは週や月のうち、特定の時間だけ、バッグが自動的にロックされるようになっている。
また、ユーザーお気に入りの店の付近に来ると、バッグに付けられたLEDライトが点滅して、“危険地帯”にいることをユーザーに気づかせてくれる。この“危険地帯”に入ると、バッグのSMS機能が作動し、ユーザーの信頼する知人やパートナーに自動的にSMSを送信して、危険信号を送るようになっている。
使い込みを防ぐ、お目付け役のスマートバッグは、199オーストラリアドルで予約購入が可能で、Finderのデータベース登録経費として、月々3アメリカドルがかかる。
iBag