テトラ・アビエーションの取り組みと、eVTOLとは?
2018年に創業したテトラが開発するeVTOLは、ヘリコプターやドローンのように、好きな場所で垂直に離着陸できる電動の航空機だ。テトラは、今年2月に米国で行われたeVTOLの国際開発コンペ「GoFly」に出場。世界中から参加した800以上のチームのうち、唯一の受賞チームとなった。
また、日本企業としては初めて、米国連邦航空局(FAA)からeVTOLの試験飛行許可を取得。さらに、日米の規制当局や産業界と緊密に連携を取りながら、eVTOLに関する法整備にも積極的に関わっている。
動画公開に加えて、JAXAとの共同研究開始も発表
今回は、eVTOLの機体「Mk-3」が福島ロボットテストフィールドで飛行する様子を、2分弱の動画に収めてYouTube上で公開。Mk-3は、前述のGoFlyにてプラット・アンド・ホイットニー・ディスラプター賞を受賞した機体だ。動画では、これまでの開発経緯も紹介されている。動画公開に加えて、JAXAとの共同研究が始まったことも明らかになった。静音性の観点から、ダクテッドファンに関して研究を行うとしている。
テトラは今後、さまざまな生活様式に寄り添うモビリティを目標として開発を進めていく。
PR TIMES
(文・早川あさひ)