今回紹介する「AirBolt」はGPSやLTEを搭載し、グローバルで使用できるタイプ。しかも小型軽量で、充電して繰り返し使える。
首輪やバックパックに
追跡トラッカーはさまざまなメーカーが展開しているが、大きかったり、追跡範囲が狭かったり、電池が使い捨てだったりと制約があるものが多い。そうした問題を全て解決するのがAirBoltだ。AirBoltはギターピックのような形状で、大きさは37×34×11ミリとキーホルダーに付けられるほど小型。重さはわずか21グラムだ。ペットの首輪や子供のバックパック、スーツケースなどにも付けられる。
ジオフェンスを設定も
この小さな躯体にGPSやLTE、さらには次世代省エネ通信ネットワークのナローバンドIoTを搭載していて、インドア、アウトドア、そしてグローバルで居場所を追跡できる。たとえばAirBoltを付けておけば愛犬を見失っても、あるいは海外旅行で荷物が行方不明になってもアプリの地図で居場所をリアルタイムに確認できる。
またジオフェンスを設定することも可能だ。これは、マップ上であらかじめ安全な範囲を決めておくとAirBoltを携帯する子供やペットが万一範囲外に出た時にはアラームが届くようにできるというもの。
そのほか、AirBoltのロケーションを誰かとシェアすることも可能で、これはたとえば自転車にAirBoltを取り付けて友達と共有するという使い方ができそうだ。
AirBoltはUSB-C充電で繰り返し使え、しかもフルチャージで12カ月駆動する。
1つ持っておくと便利そうなAirBoltはクラウドファンディングサイトKickstarterで115豪ドル(約8800 円)〜の出資で入手できる。出資期限は9月18日で、今年12月に発送が始まる見込み。
AirBolt/Kickstarter