また、同サービスの開始にあたって、EC荷物の受け取り拠点となるドラッグストアやスーパーマーケットなどの店舗募集も始まった。応募はWebサイト経由で行える。
強力なタッグによってサービスが実現
YHDは、今年1月23日に中長期のグランドデザインである「YAMATO NEXT100」を発表し、ECエコシステム構築に取り組んでいる。また、今年6月にはEC事業者向けの新配送商品「EAZY」を発売。Techableでもそのニュースを取り上げた。Doddle社は、EC購入商品に関する受け取り・返品システムのグローバルリーダーとして、世界各国の物流・EC事業者にプロダクトを提供中だ。英国やオーストラリア、米国で事業を展開しており、Australia Post(オーストラリア郵便公社)およびUnited States Postal Service(アメリカ合衆国郵便公社)と提携している。
YHDとDoddle社は今年3月、デジタル化された新たな受け取りサービスを日本の顧客向けに提供することで合意。今年11月から、そのサービスの提供をスタートする運びとなった。
導入店舗にもメリットが!
今回のサービス提供により、ECサイトでの商品注文後、モバイル端末へ届いた二次元バーコードを対象店舗で提示すれば荷物を受け取れるようになる。そして、導入店舗にもメリットが存在する。導入店舗へ荷物を受け取りに来た顧客が、受け取りついでに買い物をする可能性があるからだ。また、荷物を渡した個数に応じてヤマト運輸から手数料も受け取れるという。
YHDとDoddle社は今後もECエコシステム構築に向けた連携を進め、より付加価値の高いサービスの提供を目指していくとのこと。
PR TIMES
(文・早川あさひ)