近年、小型化と大容量化が進んでいるが、このほどクラウドファンディングIndiegogoに登場した「skyBOX」はクレジットカードほどのサイズながら、最大4TBもある。
映画4000本を保存できる
出先や旅先で使うシーンを想定して、skyBOXは持ち歩きが容易なようにかなりコンパクト。55×85ミリ、厚さ22ミリとバッグに十分しのばせられるサイズで、重さも180グラムとこの手のものにしてはかなり軽量だ。ストレージ容量は512GB、1TB、2TB、4TBの4種。4K映像をたくさん撮影するというビデオグラファーも4 TBあればストレージの心配から解放されそうだ。開発元によると、4 TBストレージには映画4000本を保存できるという。
複数デバイスに同時ストリーミングも
また、skyBOXはデータ転送スピードが速いのも売り。容量4 TBのタイプの転送速度は2200MB/s、容量512 GB〜2TBのタイプはそれより遅くなるがそれでも900 MB/sある。転送速度2200MB/sでは、120分の4Kビデオのアップロードがものの22秒で終わる。そしてWi-Fi 6に対応し、複数のデバイスに同時に接続させられるのも便利だろう。たとえばskyBOXに保存している4Kビデオを複数のデバイスに同時にワイヤレスストリーミングできる。
そのほか、便利なのがSDカードとUSBドライブのバックアップがワンタッチでとれる機能。その際のスピードは300MB/sで、64GBのSDカードならものの3〜5分でバックアップ終了となる。
大容量のデータを頻繁に扱う機会が多い人はもっておくと便利なskyBOXは、Indiegogoで出資を受け付けていて、512 GB が773香港ドル(約1万1000円)〜、1TBが1085香港ドル(約1万5000円)〜、2TBは1943 香港ドル(約2万7000円)〜、4 TBは3737香港ドル(約5万2000円)〜となっている。
出資期限は9月10日。今年12月にも発送される予定だ。
skyBOX/Indiegogo