好きなだけ容量を拡張可能
ポータブル電源として運用できるTECHOSSは、バッテリー部分の取り外しが可能。複数個の交換用バッテリーを持ち運ぶことで、超大容量のモバイルバッテリーとして運用できる。本体には22500mAhのバッテリーが2個付属(合計45000mAh)。1個のバッテリーでiPhone 8を約8回も充電できる。さらに本体のUSB-C出力(USB PD 3.0対応)からは、MacBook Proのようなラップトップも充電可能。電源供給能力は50W〜60Wだと説明されている。
その他にも、本体には2個のUSB-Aポートを搭載。ゲーム機やデジカメ、音楽プレーヤーなどの充電に利用できる。
コンセント出力で家電利用も
TECHOSSのもう一つの特徴は、コンセント型のAC出力とDC出力/入力(12V/3A)ポートを搭載していることだ。これにより、例えば小型冷蔵庫へと給電することも可能だ。アウトドアなどの野外作業にはうってつけだろう。さらにDC入力機能では市販のソーラーパネルと接続することで、バッテリーの充電もできる。
TECHOSSのプロジェクトはすでに目標金額を達成しており、現在では2万2980円の出資で本体とバッテリー2個のセットが入手可能。製品は2020年11月の出荷を予定している。交換式バッテリーで超大容量での運用も可能な本製品は、ホビーからビジネスまでさまざまな分野で応用できそうだ。
Green Funding
文/塚本直樹