専用アプリを通じて、モバイルデバイスで車の状態をリアルタイムでディスプレイ表示して確認したり、メンテナンス機能を利用したりできる便利なツールだ。
1996年以降、アメリカ国内で販売されているすべての車において、OBD-IIというコネクタがスタンダード規格となっている。ポケットサイズの小型ウィジェットは、このOBD-IIコネクタに設置して用いる。
すると、計測されたデータが車載コンピュータに送られ、ユーザーはモバイルデバイスでさまざまなデータの確認をしたり、コントロールができるという仕組み。
車の燃費を計測したり、リモートでエンジンをかけたり、ドアの施錠、解錠をしたりできるほか、“エンジンチェックライトの点灯”など、何か問題が起きている場合には、デジタルのダッシュボードとして、あるいはヘッドアップディスプレイとして機能し、問題点を診断して表示し、ドライバーに知らせてくれる。
「OBDLink MX WiFi」は、iOS、Android、Windowsのプラットフォームに対応。また、月額の利用料金などは発生せず、基本的にはあらゆる車で動作するのも嬉しい点だ。取り付けも簡単で、わずか3分で終了するほど。毎日使うものだからこそ、使い勝手が向上するのはありがたいものである。
OBDLink MX WiFi