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アルペングループ、3Dロボット倉庫システム「ALPHABOT」を導入

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株式会社アルペンは、物流の主要拠点であるアルペン小牧ディストリビューションセンター(以下、小牧DC)において、村田機械株式会社の3Dロボット倉庫システム「ALPHABOT(アルファボット)」の導入を決定。先月22日付で工事契約が締結されており、稼働は来年の7月を予定している。

物流体制の一新を目指すアルペングループ

「スポーツをもっと身近に」というコーポレートスローガンを掲げるアルペングループは、スポーツ小売店の「アルペン」や「スポーツデポ」、ゴルフ用品専門店の「ゴルフ5」などを展開中だ。

現在は、新型コロナウイルスの影響を受けてEC利用率が増えたことで、物流の需要が増加。商品を管理する物流現場での人手不足が深刻化しつつあるという。さらに、物流センターにおいては従業員による3密の回避が重要となっており、DXを推進した新たな物流体制の導入が求められているとのこと。

そこでアルペングループでは、これまでの物流体制を一新すべく新物流戦略を策定。物流システムの再構築や物流網の整流化により、作業人数や配送の最適化などを図っていく。

新物流戦略の一環で、ALPHABOTの導入が決定

前述の新物流戦略の第一弾として、ALPHABOTを愛知県小牧市の小牧DCへ導入することが決まった。ALPHABOTは、保管からピッキングまでがロボット台車で完結するシンプルな仕組みの自動倉庫システムだ。

アルペンは同システムの導入を通じて、小牧DCにおける生産性の向上や、各種作業の非熟練化などの実現を目指す。今後は、さまざまな物流拠点への導入も検討予定としている。

PR TIMES

(文・早川あさひ)

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