このほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した「TinyWand」は、チタン製でわずか10グラムと軽量ながらかなりの丈夫さを確保し、しかも容量は2TBもある。
濡れてもデータ保護
小型SSDは、そのコンパクトさゆえに屋外での撮影や出先でのパソコン作業などのシーンで利用することが多い。外で扱うと当然落下させることも増えるが、TinyWandはステンレスよりも丈夫なチタンでできているので、手荒い扱いに耐える。加えて、防水仕様なので、誤って飲み物をこぼしたり雨に濡れたりしてもデータが失われることはない。
また、大きさは50×17×6.6ミリとチューインガムのパックより小さく、重さに至ってはわずか10グラムだ。メモリススティック感覚でバッグにしのばせられる。
転送速度は560MB/s
SSDとしての性能はというと、容量は1TBと2TBが用意されている。一般コンシューマーが日常扱うデータで最も大きいものはおそらくビデオだろうが、最大2TBもあればスマホやデジカメのストレージ圧迫の心配から解放される。一方、データの転送速度は読み込み、書き込み共に560MB/sとストレスなく扱えそうだ。
コネクター部分はUSB-AもしくはUSB-Cから選べ、PCやモバイル端末、場合によってはデジカメやゲームコンソールにも直挿しできる。
気になる価格はというと、1TBの予定小売価格は149ドル(約1万6000円)のところ、Kickstarterでは609香港ドル(8300円)〜の出資で入手できる。2TBの出資額は1079 香港ドル(約1万5000円)〜だ。
すでに目標額は達成していて、9月30日まで出資を受け付けたのち、12月から発送が始まる見込みとなっている。
TinyWand/Kickstarter