eスポーツという新しい文化を普及させるべく、他社施設のeスポーツ環境コンサルティングも含むeスポーツ施設事業を中心に展開中だ。そんな同社が、目的達成のための新たな施策を次々と打ち出した。
秋葉原UDX内に新施設!
まずは、「ICT×eスポーツ」を通じて新しい文化・社会を創造する交流施設「eXeField Akiba(エグゼフィールド アキバ)」の開業。2020年8月11日に秋葉原UDX内にオープンする同施設は、最先端のICTと最新の機材を備え、eスポーツイベント、セミナー、懇親会、試作品の実証、新製品の展示・販売など幅広い利用シーンに対応している。施設内には、ICTアリアやプレイエリア、配信エリアにくわえカフェエリアも併設しており、コラボメニューの展開も可能とのこと。
eスポーツを堪能できる一室
次に、秋葉原ワシントンホテルにおける「eスポーツコンセプトルーム」運用の実証実験。同実験は、同社と藤田観光株式会社 秋葉原ワシントンホテル、NTT東日本が連携し、eスポーツを好きなだけ快適に楽しめる特別なひと部屋「eスポーツコンセプトルーム」運用の検証を行うというものだ。
「eスポーツコンセプトルーム」は、プロゲーミングチーム「DeToNator」の協力を得て整備を進めた最新鋭の機材とNTT東日本が提供するICT環境が整備され、この部屋でしか味わえないeスポーツ体験を提供していく。
DeToNatorストリーマー部門所属のSPYGEA氏による同ルームを活用した紹介動画の配信を予定しているとのこと。なお、実験実施期間は2020年8月11日~11月15日。
よりスムーズな購入体験を!
そして、AmazonにおけるNTTe-Sports特設サイトの開設。Amazon内の同サイトは、eスポーツ施設やオンラインコミュニティと連動したスムーズで豊かな購買体験を実現する。「eXeField Akiba」で実際に触れた機器などはここに取り揃えられるという。
また、会場やオンラインサイトからの同サイトへのアクセス動線を整備し、ユーザーが取得した情報をスムーズに購入につなげられる環境を提供していくとのこと。さらに、同サイト内で同社が提供する教育サービスなどを合わせて紹介することで、豊かなCX創出を目指すようだ。
総合プラットフォーム誕生!
8月下旬には、ゲーマー向け総合コミュニケーションプラットフォーム「eXeLAB」の提供を開始する。WEBおよびスマートフォン向けアプリとして提供される「eXeLAB」は、プレイヤーからオーガナイザーまで、ゲーマーの活動を拡張・加速するアプリだ。具体的には、ゲームタイトルや目的別のプレイヤー検索、チームやサークルといったコミュニティの作成と内部コミュニケーションの促進、大会や交流戦の企画・実施、有料コンテンツ配信やコーチングサポートなどの機能を有するという。
ちなみに、「eXeLAB」を通じて情報交換された最新機器などもAmazon特設サイトで扱うようだ。
8月に入り、一気に加速する同社の今後に注目したい。
株式会社NTTe-Sports(eXeField Akiba)
株式会社NTTe-Sports(eスポーツコンセプトルーム)
株式会社NTTe-Sports(Amazon内特設サイト)
株式会社NTTe-Sports(eXeLAB)