多くの国で活躍しているPEANUT
フロアーロボットのPEANUTは、中国をはじめとしたアジア地域やアメリカなどで活躍。日本システムプロジェクトは、同ロボットの製造元であるKeenon Robotics社と、昨年にパートナーシップ契約を締結していた。PEANUTは、飲食店のマッピングデータと複数のセンサーを用いて自律的に判断を行い、利用客の席へ料理を届ける。利用客や障害物にぶつかることなく安全な走行ができるよう、走行速度の変更に対応。また、音声で料理の到着を案内する点もユニークだ。
今年10月末まで実証実験を実施
今回の実証実験が行われているのは、東京都港区の「土間土間 赤坂店」。実験は先月30日からスタートしており、今年10月末まで継続される予定となっている。土間土間は、PEANUTによる配膳や片付けのサポートを受け、利用客とホールスタッフの直接的な接触機会の低減を図る。これにより、新型コロナウイルス対策としての同ロボットの有用性を検証する。
また、エンターテインメントとしての効果にも注目。利用客がPEANUTを見て笑顔になり、店舗イメージの向上につながることが期待されている。
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(文・早川あさひ)