AI解析データを用いた同システムにより食事・運動指導の効率化が期待できるという。
注目度急上昇のアプリ
同システムは、「カロミル」ユーザー(顧客)とトレーナーをオンラインでつなぎ、トレーニングに伴う食事・運動・バイタル管理において正確かつスムーズな始動を実現する。「カロミル」を使った食事記録は、1枚の写真からAIの画像解析技術によって栄養素を割り出し自動で登録するというもの。カロリーにくわえ、糖質、たんぱく質、脂質、塩分、食物繊維の計算・記録も可能だ。さらに、運動・バイタルの管理機能も備わっている。
ちなみに、スマートフォン内に保存された写真が「食事」か「食事でない」かを自動で判別する機能(特許取得)により、食事の写真をいちいちアップロードする必要はない。
昨今の新型コロナウイルスの影響で健康管理に関心が集まるなか、日常生活情報(ライフログ)を自動的にデジタル化できる「健康のトータルマネジメント」アプリとして注目されている。
指導はすべてオンライン
しかし、誰もが「カロミル」のデータをうまく活用できるわけではない。専門知識を持ったトレーナーに頼ろうにも、コロナ禍にあってジムなどに出向くのが難しい人もいるだろう。そこで同社は、顧客の「カロミル」のデータを共有し、オンラインで指導できる「カロミルアドバイスforトレーナー」を開発した。
AIが顧客のカロミルアプリ内に記録された食事やバイタルデータを自動で解析し、栄養計算や栄養素過不足アドバイス、体重予測をしてくれるため、トレーナーは栄養計算などに時間を割かずに効率的かつ正確な指導が行えるようになるという。
また、「カロミル」アプリにおいて、指導者やチームメンバーとコミュニケーションがとれるチーム機能が近日追加予定とのこと。
同社はコロナ禍において高まる健康管理のニーズに応えるべく、期間限定で「カロミル」の有料機能を無料開放(現在は終了)したり、特定保健指導向けに新たなオンラインサービスを提供したりとさまざまな施策を打ち出してきた。今後も同社の動きに注目したい。
PR TIMES