「VACAN」については、2020年6月に関東エリアで一般公開を開始した際にTechable(テッカブル)でも取り上げて以降、7月の大阪の商店街への無償トライアル提供などその広がりを追ってきた。
また、関東での一般公開より2年以上前の2018年3月には、「VACAN」が見据える未来について同社代表取締役の河野剛進氏にインタビューも行っている。
もう行列には並ばない!?
「VACAN」は、ユーザーの現在地近くにある飲食店や施設のリアルタイムな空き状況を「空きあり」や「やや混雑」などで表示するWebサービスだ。アプリのダウンロード不要で会員登録もなしに空き状況を確認できるというのも特徴。ちなみに、会員登録すれば、空いている店舗に直前予約できる機能が近日リリース予定とのこと。空き状況は、スマートフォンやPCはもちろん、デジタルサイネージなどにも表示できるので、より多くの人に空き状況を伝えることができるという。
空き状況は、スタッフがお店・施設に設置された「空」「やや混雑」「満」の3つのボタンがついた機器「IoTボタン」を操作したり、カメラで取得した店内状況のデータから自動判定したりと店舗・施設に応じた方法で発信されている。
「3ヶ月で500件」まであとすこし!
そんな「いま空いているお店・施設が1秒でわかる」同サービスは、2020年5月28日に九州エリアで先行公開され、6月8日に関東エリアにて正式公開となった。6月8日時点での掲載数は約130件(関東エリアは約100件)。8月5日現在で400件を突破し、6月時点での目標であった「今後3カ月で500件以上」という数字に着実に近づいている。
現在、遠方からも客が訪れるような人気ラーメン店や観光エリアの店舗、公共施設など特色のある店舗・施設などが掲載されているとのこと。
今後、さらなる掲載加盟店の拡大を目指して2020年10月末までの無償トライアルキャンペーンを実施中。同サービスの広がりによって、密を避けたり、行列に並ぶ時間を節約できたりと多くの人の安全と利便性が向上しそうだ。
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