そこで、必要なときにいつでもさっと出せるよう、スマホ背面にケースごと取り付けられるワイヤレスイヤホンを米カリフォルニアのスタートアップが開発した。
スマホと一体化
「Snapods」はワイヤレスイヤホンとケースのセットで、全体的にフラットなデザインになっている。というのも、スマホの背面に取り付けて使うことを前提としているからだ。スマホ側に粘着剤でマグネットフレームを貼り付け、そこにケースを磁力で取り付けたり外したりできる仕組み。スマホと一体化させて持ち歩けるので、音楽を聞きたい時にすぐイヤホンを取り出せ、使用しない時も確実に携帯できる。
ケースの大きさは5.6×6.9センチ、厚さ約1.5センチとさほどかさばらないが、不要な時は簡単に外せる。
計20時間駆動
イヤホンとしての性能はというと、Bluetooth 5対応で直径13ミリのドライバーを搭載。エコーやバックグラウンド騒音をシャットアウトするクアルコムのeVcアルゴリズムを採用している。その結果、あらゆる状況でHiFiサウンドを楽しむことができ、通話音声もクリアなものになるという。音楽や通話などの操作はタッチで行える。
イヤホン本体の駆動時間は4時間と短め。しかし、他のワイヤレスイヤホン同様にケースでワイヤレス充電でき、こちらを利用すると追加で16時間再生できる。
ケースのバッテリー残量はLEDインディケーターで確認でき、ワイヤレス、ケーブルどちらででも充電可能だ。また、スマホがリバースワイヤレス充電システム採用のものであれば、スマホとSnapodsがバッテリーを相互に融通できる。
外出時は必ずスマホで音楽を聴くという人にうってつけそうなSnapodsは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中。出資額は69ドル(約7300円)〜で、10月2日まで出資を受け付ける。
Snapods/Kickstarter