農業大国カンボジアの農家を支援
カンボジアは、2009~10年のリーマンショックによる影響を除き、2000年以降で毎年6.5%以上の高いGDP成長率を維持。GDPにおける農業の比率は約30%で、国内の主要産業といえる。しかし、銀行などから融資を受けられず、トラクターやコンバインを購入できない農家も多く存在するという。そこで、同国のマイクロファイナンス機関であるJC FINANCE PLC.は、農家が新規購入する農機を動産担保としたオリジナルローンを開発。農家に寄り添った金融サービスを提供し、2年間で累計1,000件以上の農機購入を支援している。
JC FINANCE PLC.はこれまで、前述のCAMPFIRE Ownersを通じて第1号~3号ファンドの資金調達を実施。支援総額は4,085万円、投資家の累計人数は214人となっている。
農機購入ローンの提供継続に向けた資金調達
今回の第4号ファンドでは、第1号~3号ファンドに引き続き、カンボジアの農家に対して農機購入ローンを提供するための資金調達を行う。募集期間は今月3日~今年9月15日で、目標募集金額は2,000万円。なお、最低成立金額として500万円が設定されている。予定運用期間は、今年9月30日~来年7月30日の10カ月間とのこと。
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(文・早川あさひ)