この遊園地の最大の特徴は「未完成」であること。来場者がみんなで挑む「ミッション」の成果に応じてテーマパーク内のアトラクションやコンテンツが増え、完成へと近づいていく。
「みんなでつくる、夏の思い出」
クラスター株式会社は、VR空間で大勢の人が交流できる「バーチャルSNS」を展開中。これまで、世界初のVR⾳楽ライブ「輝夜 ⽉ LIVE@Zepp VR」やeスポーツ専⽤バーチャル施設「V-RAGE」、「バーチャル渋⾕」の制作運営などを手掛けてきた。また、2020年8月13日~16日に開催される同人誌即売会「ComicVket 1」のバーチャル会場「バーチャル秋葉原」へのVRプラットフォームも提供するようだ。
そんな同社のバーチャルSNS「cluster」内に、「みんなでつくる、夏の思い出」をテーマとしたバーチャル遊園地「ポケモンバーチャルフェスト」が開園する。
同遊園地に入るには、clusterの無料アカウント作成と使用するデバイス用のclusterアプリのインストールが必要。なお、対応デバイスはVR(HTC VIVE/VIVE Pro、Oculus Rift/RiftS)、スマートフォン、PCだ。
「ミッション」by「SCRAP」
「ポケモンバーチャルフェスト」には、「サルノリ」「ヒバニー」「メッソン」をモチーフにしたアバターで参加する。同遊園地に入るとまず「エントランス」でピカチュウやポリゴンのホログラムがお出迎え。そこから「テーマパーク」へ進むか「ミッション」に挑むかを決められるようだ。なお、エントランス中央にはみんなの「ミッション」の成果が集積され、テーマパーク完成度がチェックできるとのこと。
「ミッション」は、みんなで遊べる脱出ゲームだ。迷路を舞台とした「迷宮ミッション」、部屋のなかに散らばった文字を集めて答えを導き出す「ワードパズルミッション」、室内に掲示された暗号を解き明かして答えを導き出す「謎解きミッション」の3種類。ミッションの達成度によって順次開放されるという仕組みだという。
ちなみに、このミッションは数々のリアル脱出ゲームを手掛けてきた「SCRAP」が制作している。
豊富なエリアを自由に楽しもう!
「テーマパーク」の入り口には超巨大なピカチュウのモニュメント。その下にはイベントステージが設けられ、『ポケットモンスターソード・シールド』のポケモンバトルのパブリックビューイングや、ピカチュウのダンスショーや打ち上げ花⽕などさまざまなイベントを開催する予定だ。その入り口の広場から、「ポケモンキョダイ観覧車」やパーク内を周回できる「ガラルマタドガスのわくわくトレイン」などがある「アトラクションエリア」、「インテレオンの射的屋さん」や「ダグトリオの輪投げ屋さん」のほかおみやげ屋などが並ぶ「ストアエリア」、波の音に癒やされる「ビーチエリア」へ移動できる。
パーク内を散策してみるのもよし、アトラクションで盛り上がるのもよし、ストアのアイテムをビーチへ持ち込み写真撮影するのもよしと、その楽しみ方は実に豊富。
2020年8月12日~8月31日という夏休み期間限定でオープンする同遊園地で、この夏の思い出を作ってみてはどうだろうか。
PR TIMES