そこに着想を得て作られたワイヤレスヤホンが「Lytte HarmoniQ」だ。3Dプリントで構造にこだわり、アコースティックサウンドが楽しめる。
音の通り道にこだわり
Lytte HarmoniQはシェルが3Dプリントされ、ワンピース構造となっている。内部の空洞の形によって音が異なってくることから、その音の通り道の形にこだわった。その結果、基本的に耳栓タイプのデザインながら、他のメーカーのものより立体的な構造になっている。これは内部で音がよく反響するようにとの意図で、これによりアコースティックなサウンドになるのだという。
計35時間駆動
ワイヤレス技術としてはクアルコム社のTrueWireless Stereo Plusを採用。音ずれや音切れを抑制し、なおかつバッテリーの持ちが良いのが売りの技術だ。実際、Lytte HarmoniQは本体だけで5時間、ケースでさらに30時間駆動する。急速充電にも対応し、9分の充電で再生1時間分をチャージできる。
加えて、最近の高機能ワイヤレスイヤホンと同様、Lytte HarmoniQもアクティブノイズキャンセリング、ノイズアイソレーション機能を搭載し、周囲が騒がしくても音楽にたっぷり浸ることができる。
通話時はクアルコム社の技術Clear Voice captureが自動的にオンになり、声を張り上げたりボリュームをあげたりすることなくクリアな通話となる。
操作面では、タッチでスマホを取り出すことなく音楽を再生したり音量を調整したりでき、Siriなどの音声アシスタントにも対応する。
Lytte HarmoniQは現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達中。記事執筆時点での出資額は109ドル(約1万1000円)〜となっている。8月27日まで出資を受け付け、目標額を達成すれば10月にも発送が始まる見込みだ。
Lytte HarmoniQ/Indiegogo